「法華経のあるところは、樹の下でも、山でも、谷でも、野原でも、どこであっても塔をたてて供養しなさい。そこは諸佛の道場であり、仏様のおられるところだ。」
と塔をたてて供養することを説かれています。
卒塔婆をたてて妙法蓮華経を唱えて、供養すれば、宝塔となってその場にお釈迦様が現れて大きな功徳をくださるのです。
ちなみに、卒塔婆の裏面に経文の一句を書くのは、写経供養をしてその功徳をたむけるという意義があります。
卒塔婆の刻みは五輪塔を表します。五輪塔とは御釈迦様が考えた地球上にある五大要素を表しています。
下から、地、水、火、風、空。色でもあらわされる 紺、白、赤、黄、青。
この5大要素の色を混ぜ合わせれば、全ての色は作れる。つまり、地球上にある物質・力なのです。
これに南無妙法蓮華経の御題目を書いて、この5大要素に御題目の力が加われば、この卒塔婆のたつ場所は、パワースポットになります。
このパワーをご成道に励んでいる仏様へ向けることで、より一層の深いご供養が個々にできるのです。
ご法事やご命日にはできるだけ多くの卒塔婆を立てて、より深いご供養をしてください。