合掌のしかた

合掌はインドに古くから伝わる作法であり、それが仏教徒としての礼拝の作法となりました。インドでは、左手は不浄、右手は清浄と考えられていることから、左手は迷いの世界、右手は悟りの世界、つまり仏さまを表しています。合掌は仏に帰依し、仏さまに救われていく姿なのです

  1. 五指をくっつける
    両手の五指をピッタリとくっつけます。
  2. 両の手のひらを合わせる
    五指の間が開かないように両の手のひらを合わせます。
  3. 合掌の高さを決める
    親指の第2関節を胸につけて、指先を喉ぼとけに接触させる。この高さが合掌の高さとなります。
  4. 合掌
    親指の付け根を胸にあてたまま、指先を45度、前に傾けます。両肘は特に張らないようにします。背筋を伸ばし、あごを引くと自然な形になります。

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